USB-Blasterもどき製作例

部品面の写真

はじめに

使用するPICのFWなどは、本来の作者様のページより入手してください。
ここでは、私が勝手に手を加えた部分に関しての情報のみ掲載しています。
また、ここでの掲載内容に関して、本来の作者様へ質問なさらないようお願いします。

回路図

sch

※C14は通常0.47uF(最低0.22uF)必要です。回路図中では0.1uFとなっていますが、このままでは動作が不安定となる可能性があります。実際には1uF程度のセラミックコンデンサを取り付けてください。

この回路のキモはやはり電圧レベル変換です。
5V→3.3V(2.5V)レベル変換は、74VHC125が入力トレラントなのを利用し、74VHC125の電圧をターゲット電圧とすることで実現しています。
3.3V(2.5V)→5Vレベル変換は、高速NPNTrを使用したベース接地型のレベル変換回路を採用しています。
エミッタ接地回路を使用すると、信号が反転するのとミラー効果によってスイッチング速度が上がらないという欠点が出てきます。(まぁ、帯域幅積GBのとっても大きなTr使えばいいんでしょうけど。)
ベース接地回路はこの点、入出力位相が同相なのでスイッチング速度を上げられます。
変換回路の入力インピーダンスが低いので、先に74VHC125で信号を受けるようにしています。
ちなみに、コレクタ接地回路は入出力位相は同相ですが電圧増幅は1倍なので、レベル変換できません。

1.8Vの信号は74VHC125の電源電圧は2Vからという関係上、難しいかもしれません。が、動くかもしれません。動かない時はVHCよりも低電圧で動作可能なロジックに置き換えてください。
また、74VHC125でなくとも、74VHC244や74VHC541などでもOKだと思います。

部品実装写真

部品面の写真

パターン面写真

パターン面の写真

きれいとは言い難いですが・・・。
UEW線を使用して配線しています。74VHC125はTSSOPよりもSOPパッケージの方が配線しやすくBESTです。プリント基板起こすなら別として。。。

部品面の写真

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