LEDランタン(製作アイデア)

100均のLEDランタンを高輝度&Li-ionバッテリー化改造したときの、高輝度面実装LEDを放熱器へ固定する方法のアイデア。

CreeのクールホワイトLEDは比較的安価で高輝度なので、LEDランタンの高輝度化改造用に購入してみた。
点灯確認で放熱器なし50mA通電だとやはり結構暖かくなる。このパッケージでIF=1,500mAなんて流せるのか・・・?
少しでもIFを大きくとるため、アルミ棒の放熱器へ固定する方法を模索し、比較的うまくいったのでアイデアとして置いておく。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06717/

改造に使用したのは以下のLEDランタン。φ5mmのLED3発で電源は単4電池3本。

中心部分のLEDと基板を取り外し、アルミの角棒を接着する方針とする。

クールホワイトLEDの裏面。
両端が電極で中央部分が放熱パッド。

t=0.5mmの銅板を幅1.5mm程度にカット。長さは10mm程度。

銅板をLEDにハンダ付け。

裏面電極をカプトンテープで絶縁しておく。
銅板裏面のハンダは盛り上がっていると放熱面積が減るため、1000番~2000番程度の紙やすりで平滑にしておく。

アルミ角棒を切り出した放熱器に、φ2.3の貫通穴を開けた。
銅板に放熱グリスを塗り、M2ネジ・ナットで固定。

LEDを両面に固定。電極は表面にある小さなパッドにUEW線をハンダ付けした。

アルミ基板にリフロー付けが前提のLEDだとは思うが、アマチュアで使う分にはこういう方法もあると思う。
このアルミ角棒では、さすがにIF=1,500mAまでは放熱できなかったが、IF=600mAなら90℃程度になっていた。
今回はランタンに組み込む目的だったのでアルミ角棒はサイズアップできなかったが、もっと太い角棒や放熱面積の大きな形状の放熱器をねじ止めするなど、応用するとIF=1,500mAも可能と思う。

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