エンジンオイル交換#2

以前、ジャッキアップしエンジンオイルを交換する手順を紹介した。これはオイルドレンからオイルを抜いたが、今回はエンジンオイルレベルゲージから抜く方法を紹介する。

目次

準備するもの

  • エンジンオイル
    取扱説明書に必要量が書いてあるので4L缶や1L缶などを組み合わせて必要量を確保する
  • オイルチェンジャー
    電動でも手動でもOK
  • 廃油処理パック
    交換するオイル量+αの容量分
    足りないときは2箱など
  • オイルジョッキ
  • オイルフィルタ
    交換するときは準備する
    オイルフィルタ交換は 前回 を参照して交換
  • オイルフィルタレンチ

オイル交換作業

暖気

エンジンオイルを程よく暖めておくと、抜くスピードが段違いに速くなる。3分程度でOK。低温表示消えるまでやると、熱くなりすぎてポンプなどを痛める可能性があるので注意。

オイルフィラーキャップ確認

抜いた後にオイルフィラーキャップが緩まないと、どうにもならないので先に確認する。

オイルレベルゲージ抜き取り

オイルレベルゲージを抜く

吸い込みチューブ挿入

オイルチェンジャーに吸い込みチューブを取り付け、レベルゲージパイプに挿入する

コシの強い吸い込みチューブが付属しているものを購入すると、オイルパン下部のオイルまでチューブが届きやすい。

チューブ挿入は、軽くスルスル入れていって、カツンと手ごたえがあって止まるまで。それ以上押し込むとまた入るが、それ以上入っているときはチューブ先端がオイルパンにあたって跳ね返されているので、最後まで抜けないことになる。さらに押し込むとクランクシャフトなどを傷つける恐れもあるので注意。

オイル抜き取り

手動の場合

ポンピングする。10回程度やると1L以上抜ける。思ったほどポンピングしなくても抜ける。

オイル吸引中の様子

電動の場合


吐き出しチューブを廃油パックに突っ込んで電源ON。勝手に抜ける。
吐き出しチューブが暴れるので、パックから抜けないように固定する。

オイル抜き終わり

オイルが抜けきってくると、エアを噛んでくる。この時、吸い込みチューブを軽くゆすってオイルを吸えるだけ吸っておく。
電動の場合は空転運転させるとポンプが壊れるので、ほどほどでやめておく。

オイル注入

オイルジョッキに2L程度ずつオイルを入れ、オイルフィラーキャップを外してオイルを入れていく。焦らずゆっくり入れないと、エアが抜けきれずオイルを吹くことがあるので注意。
規定量のマイナス300ccくらいでいったん注入をやめる。
オイルレベルゲージに付着しているオイルをウエスで拭き取り、オイルレベルを確認しながら100ccずつつぎ足す。
オイルレベルゲージの80%くらいまで来たら、一旦オイルフィラーキャップを閉め、数分暖気する。この時、エンジン内部にオイルが回りレベルゲージのオイル量は減少する。
また100ccずつつぎ足し、80%程度まで補充したらオイル注入は完了となる。

廃油の処理

手動のオイルチェンジャーは、廃油処理パックにオイルを捨てる。
廃油処理パックは、袋の口を結束バンドで締めるものが多いが、しっかりテンションかけないと漏れるので注意。各自治体の指示に従って廃棄処理する。


オイルチェンジャーを使うと簡単な手順でアッという間にオイル交換できる。慣れると15分程度で交換可能。
これで、どこぞの店でエンジンフラッシングがどうのこうのと店内呼び出しでいらん説明を聞かなくて済む。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次